dayjournal memo

Total 992 articles!!

Try #080 – AWS WAFの公開設定を色々とためしてみた

Yasunori Kirimoto's avatar

画像




AWS WAFの公開設定を色々とためしてみました!



事前準備



Amazon CloudFrontと組み合わせた公開

AWS WAFとAmazon CloudFrontを組み合わせて公開する方法です。


AWSコンソール → WAF & Shieldをクリック。

img


「Create web ACL」をクリック。

img


任意名称を設定。リソースタイプにCloudFrontを選択。対象のCloudFrontディストリビューションを選択。その他は今回はデフォルトのまま設定。

img

img

img

img


内容を確認し「Create web ACL」をクリック。

img


作成されたWeb ACLをクリック。

img


Web ACLの詳細を確認できます。

img



指定IPのみ公開

AWS WAFで指定IPのみ公開する方法です。


事前準備として、Web ACLの設定。


「IP sets」をクリック。

img


「Create IP set」をクリック。

img


任意名称を設定。リージョンにCloudFrontを選択。IPv4を選択。対象のIPアドレスを設定。 → 「Create IP set」をクリック。

img


作成されたIP設定をクリック。

img


IP設定の詳細を確認できます。

img


「Web ACLs」をクリック → 対象のWeb ACLをクリック。

img


「Rules」をクリック → 「Add rules」をクリック → 「Add my own rules and rule groups」をクリック。

img


IP setを選択。任意名称を設定。IP setに設定したIP設定を選択。Source IP addressを選択。ActionはAllowを設定 → 「Add rule」をクリック。

img


「Save」をクリック。

img


Rulesに設定されたのを確認できます。次にデフォルトルールの「Edit」をクリック。

img


Default actionはBlockを選択。Response codeは403を設定 → 「Save」をクリック。

img


設定されてるかを確認します。

img


設定したIPからURLにアクセスするとWebSiteが表示されます。指定IP以外はWebSiteが表示されません。

img



Basic認証公開

AWS WAFでBasic認証で公開する方法です。


事前準備として、Web ACLの設定。


「Web ACLs」をクリック → 対象のWeb ACLをクリック。

img


「Rules」をクリック → 「Add rules」をクリック → 「Add my own rules and rule groups」をクリック。

img


Rule builderを選択。任意名称を設定。タイプはRegular ruleを選択。Statementはキャプチャ内容で設定。String to matchにはユーザー名とパスワードをbase64で変換した値を格納。ActionはBlockを設定。Custom responseはキャプチャ内容で設定 → 「Add rule」をクリック。

img

img


「Save」をクリック。

img


作成されたルールをクリック。

img


ルールの詳細を確認できます。

img


URLにアクセスするとユーザーとパスワードの入力画面が表示されます。

img


設定したユーザーとパスワードを入力するとWebSiteが表示されます。



リクエスト制限

AWS WAFでリクエスト制限する方法です。


事前準備として、Web ACLの設定。


「Web ACLs」をクリック → 対象のWeb ACLをクリック。

img


「Rules」をクリック → 「Add rules」をクリック → 「Add my own rules and rule groups」をクリック。

img


Rule builderを選択。任意名称を設定。タイプはRate-based ruleを選択。Request rate detailsはRate limitを今回は100で設定。ActionはBlockを設定 → 「Add rule」をクリック。

img


「Save」をクリック。

img


作成されたルールをクリック。

img


ルールの詳細を確認できます。

img


5分以内に100回以上動的にアクセスしてみます。

img


5分間に指定回数以上アクセスがあるとブロックされます。指定回数以下になるとアクセスが可能になります。

img



AWS WAFを利用することで、Amazon CloudFrontと組み合わせた公開や、今回試したIP制限・Basic認証・リクエスト制限以外にもさまざまな設定が可能です。

次回は、Amazon Route 53も組み合わせた方法も紹介できたらと思います。



AWS WAFとAmazon CloudFrontについて、他にも記事を書いています。よろしければぜひ。
tags - AWS WAF
tags - Amazon CloudFront



book

Q&A