今日は、「Apache」でWeb開発のローカル環境構築方法を紹介したいと思います。
Apacheとは、フリーで利用可能で大規模な商用サイトから自宅サーバまで幅広く利用されているWebサーバソフトです。正式名称は「Apache HTTP Server」と呼ばれています。
まずApacheのインストールをします。
Downloadsから最新版のインストーラーをダウンロードします。
64bitか32bitのどちらかを選択します。
ダウンロードファイルを解凍すると「Apache24」というフォルダが解凍されます。
そのフォルダを任意の場所に移動します。
※インストーラーは付属されてません。
「C:\任意\Apache\Apache24\conf」にある「http.conf」をテキストエディッタで開きます。
「http.conf」ファイルの37行目のパスを現在の「Apache24」のパス名に変更します。
※パスの区切りは「/」なので注意してください。
「http.conf」ファイルの243行目のパスを現在の「htdocs」のパス名に変更します。
「http.conf」ファイルの359行目のパスを現在の「cgi-bin」のパス名に変更します。
「http.conf」ファイルの375行目のパスを現在の「cgi-bin」のパス名に変更します。
「http.conf」ファイルの218行目のサーバー名を「localhost:80」に変更します。
「http.conf」ファイルの242、243行目のパスをWebサーバにしたい任意のフォルダのパス名に変更します。「http.conf」を保存して閉じます。
そして、指定した任意のWebサーバーフォルダに表示したいhtml等を保存します。
Webサーバーを起動するには「C:\任意\Apache\Apache24\bin」にある「httpd.exe」を実行します。次にブラウザで「http://localhost/」にアクセスします。
正常に起動しているとWebサーバーフォルダに保存したhtml等が実行されてWebページが表示されます。
「Apache」を利用することでローカル環境にもWebサーバーを構築することができます。 実際のWebサーバーへのアップロードを想定した開発がおこなえます。
- 参考文献
AdminWeb