今日は、Microsoftの「Visual Studio Community」を紹介します。
Visual Studio Communityとは今までの無償版だったVisual Studio Expressの 各エディションが統合されたIDEになります。 今までExpressでは使えなかった拡張機能が利用できるようになりました。
無償版とはいえ、Expressの時より規約が厳しいようなので 利用時は公式サイトで規約を必ず確認してください。
今までVisual StudioはGISツール開発の検証で少し触った程度。無知。 それが何故使ってみようかと思ったかと言うとWeb開発というキーワードでした。
普段は「Notepad++」を使用していますが、 Web開発する上で何か便利なものはないかなと探していました。 Visual StudioはWebツールとしてはあまりイメージ無かったのですが、 色々と調べていく内にこれは便利かもと思い試してみることに。 自宅のPCにインストールしてみました。時間を見つけて今後も検証していきたいです。
まずVisual Studio Communityのインストールの方法ですが、 下記サイトを参考にすると比較的すんなりいくと思います。
インストールが終わったら本題のWeb開発の準備作業をします。 そのままでも十分使えると思うのですがより便利に。
①Web Essentialsのインストール Web開発の機能を強化できる「Web Essentials」をインストールします。
まずVisual Studio起動します。
オンライン → Web Essentialsを検索してインストールします。
②jQuery Code Snippetsのインストール jQueryのコードスニペットが使えるように「jQuery Code Snippets」をインストールします。
あとは、ダウンロードした「jQueryCodeSnippets.vsix」を実行するだけです。
③プロジェクトの作成とWeb.configの修正
下記コードに書き換えます。
<?xml version="1.0"?>
<!--
ASP.NET アプリケーションの構成方法の詳細については、
http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=169433 を参照してください
-->
<configuration>
<system.web>
<compilation debug="true" targetFramework="4.5"/>
</system.web>
<system.webServer>
<handlers>
<add name="Browser Link for HTML" path="*.html" verb="*" type="System.Web.StaticFileHandler, System.Web, Version=4.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=b03f5f7f11d50a3a" resourceType="File" preCondition="integratedMode"/>
</handlers>
</system.webServer>
</configuration>
これで準備は完了です。
じゃあ具体的に何ができるようになったかと言うと
Browser Linkを使うとブラウザ側からも編集可能になります。
「jq」と入力してTabボタンを押すだけで下記コードが自動補完されます。
使いこなせるようになればかなり便利そうです。 これ以外にも様々な機能が使えるみたいなので これから学んでいきたいと思います。