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QGIS #009 - Pythonコンソール

Yasunori Kirimoto's avatar

QGISで自動化などのスクリプト処理をするには、以前紹介した「QGIS #006 – プラグイン作成」がありますが、その場でおこなうようなもっと手軽にスクリプト処理をするには「Pythonコンソール」を利用します。


プラグイン → Pythonコンソール QGIS_009_01


実行すると「Pythonコンソール」が表示されます。ここにPythonのコードを記述していきます。ちなみに左のアイコンは上から、「コンソールのクリア」・「クラスのインポート」・「コマンドの実行」・「エディタの表示」・「設定」・「ヘルプ」になっています。 QGIS_009_02


下記内容でコンソールでスクリプトを実行してみます。


layerall = str(iface.mapCanvas().layerCount())
print layerall

実行すると現在のプロジェクトに読み込んでいるレイヤ数がコンソールに表示されます。 QGIS_009_04


次に左のアイコンの「エディタの表示」を実行すると、右側にエディタが表示されます。エディタにコードを記述するとPythonのファイルとして保存することができます。 QGIS_009_03


エディッタに先ほどと同じコードを保存して「スクリプト実行」を実行します。 実行すると現在のプロジェクトに読み込んでいるレイヤ数がコンソールに表示されます。 QGIS_009_05


このように、コンソールとエディタを使うことによりスクリプト処理が実行できるようになります。プラグインと使い分けて利用すると作業が効率化できそうです。



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