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Linux #004 – Microsoft Azureでディスクの追加

Yasunori Kirimoto's avatar

今回は、Microsoft AzureでHDDを追加する方法を試したいと思います。 普通の感覚だとUSBやSerialATAで接続し認識すれば特に手間なく完了です。 しかし、Azureの場合追加するまでの設定が結構手間がかかります。


まず、Azureの画面で設定→ディスクを選択します。 Linux_004_16

新しいディスク→種類とサイズを任意選択します。 Linux_004_02


場所(必要な設定の構成)→ストレージアカウントを選択します。 Linux_004_03


コンテナーはvhdsを選択します。それ以外はデフォルトのままでOKです。 Linux_004_04


全て設定が終わるとデータディスクに追加されます。GUIでの設定はここまでで完了です。 Linux_004_05


次に、sshでAzureの仮想マシンに接続します。最初に確認されるのでyesと入力。パスワードは仮想マシンを作成したときのを入力。


ssh sample@xx.xx.xx.xx

※xxには作成した仮想マシンのIPを入力してください。

Linux_004_06


最初に現在のディスクを確認します。sdcに追加したHDDが存在するのが確認できます。


sudo fdisk -l

Linux_004_07


ディスクにパーテーションを作成します。


sudo fdisk /dev/sdc

Linux_004_08


色々と聞かれるのでキーボードでn→p→Enter何回か→wを実行します。 Linux_004_09


パーティションをフォーマットします。


sudo mkfs -t ext4 /dev/sdc1

Linux_004_10


HDDをマウントするディレクトリを作成します。任意ですが今回はdatadriveとしました。


sudo mkdir /datadrive

Linux_004_11


HDDをマウントします。HDDのUUIDを確認します。


sudo mount /dev/sdc1 /datadrive

sudo -i blkid

Linux_004_12


再起動してもマウントされる設定をします。fstabを開いて先ほど確認したUUIDとその他の引数を記述します。


sudo vi /etc/fstab

UUID=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx   /datadrive   ext4   defaults   1   2

※xxにはUUIDを入れてください。

Linux_004_13


設定が終わったらアンマウントして再度マウントします。最後に書き込み権限を任意で設定してください。


sudo umount /datadrive

sudo mount /datadrive

sudo chmod go+w /datadrive

Linux_004_14

設定後のHDDを確認するとマウントされた状態で確認できました。 Linux_004_15


仮想マシンのデフォルトHDDの容量では足りない場合はディスクを追加する必要があります。Azureでディスクを追加するには意外と手間がかかります。



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